みその健康教室 過去の開催テーマ

第6回みその健康教室「仮面高血圧」

第6回みその健康教室「仮面高血圧」 第6回みその健康教室「仮面高血圧」

第6回みその健康教室を開催しました

日時 平成18年5月29日(月)午後2時~3時
場所 会議室
内容

「仮面高血圧」
講師 内科 田村真医師

参加者 34名(患者様と地域住民の方々)
☆みその健康教室準備会スタッフよリ
会場の椅子を新しくしたばかリで、雰囲気がとても明るくなりました。質問も、身近な「高血圧」というテーマだった為、今まで以上に多く出され盛況でした。仮面高血圧は、血圧が大きく変動する事から普通の高血圧より合併症の発症率が高く、重症な経過をたどる事が多くあり、「たかが高血圧」と侮るなかれ! よく病態を理解し、心も体も穏やかな生活をしましょう。

内容

  1. 外来の診察室での血圧測定のみでは、血圧の評価は不十分。
  2. 夜間に血圧が上昇する「夜間高血圧」や、早朝に血圧が上昇する「早朝サージ」という高血圧のパターンがあり、これらは外来での血圧測定評価のみではわからずマスクされてしまう事から「仮面高血圧」と呼ばれる。
  3. 外来での血圧が正常な人に24時間血圧計を行ったところ、約半分が仮面高血圧であったという報告がある。
  4. 朝1回の内服でいいと言われる薬が実は途中で効かなくなる場合があり、仮面高血圧のひとつであると考えられる。
  5. 仮面高血圧は血圧が大きく変動する事から普通の高血圧よりも合併症の発症率が高く、重症な経過をたどる危険な病態である。
  6. 高血圧に伴う合併症では、心筋梗塞、狭心症、心不全、脳梗塞、脳出血、腎不全、大動脈瘤などの臓器障害が顕著である。
  7. 家庭血圧計では、仮面高血圧を見逃さない為に、朝と夕方の1日2回測定する事が望ましい。
  8. 朝は起床後1時間以内、排尿後、朝食前で、朝の薬を内服する前に測定する事が大切である。
  9. 家庭血圧計では、測定値は125/80が望ましい。
  10. 高血圧の治療では、糖尿病や肥満、高脂血症、高齢、喫煙などの高血圧以外のリスクを考慮する事が大切であり、逆にこれらのリスクに対し、日頃からきちんと対処する事が必要である。
  11. 24時間血圧計による血圧の評価は極めて有用である。
  12. 治療においては、薬の種類や内服方法を病態にあわせてデザインするのみでなく、生活習慣から改善する事が必要である。
  13. 食塩は1日6g未満、野菜や果物を積極的に摂取し、油は控える。
  14. アルコールは1日20㏄以下(ビール350㏄以下、清酒180㏄以下)。タバコはだめ。
  15. 有酸素運動を毎日30分以上行い、BMIは25以下とする。
    高齢者では心拍数110程度の運動を30~40分、週3回以上行うことが望ましい。

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